モノクロ

このまま甘いムードになるのかと一瞬どきどきした。

でも………










「なぁ…涼子?」


さっきとは打って変わって、九条さんは珍しく真剣な顔に、あたしは背筋が凍った。




え…何?
このすごく嫌な予感。



「…今日は涼子に話があって呼んだんだ。」





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