機動装甲Ⅳ
ピシャリと一喝し、俺はシェリンに言った。
「幾つか質問をさせてもらいたい」
「ええ、構いません、どうぞ」
「ならば」
軽く咳払いをする。
「貴女方の乗っているシャトルを襲撃したのは、AM開発メーカーのコンロット社の私兵部隊だ。最近報道されているので知っているかもしれないが」
「ええ、存じ上げております」
ならば話は早い。
「コンロットのターゲットは、商売仇の帝重工、そして帝重工のAMを制式採用している国連軍のみだ。民間の…しかも貴女のようなアーティストを標的とする理由が俺には解せん」
「……」
シェリンは黙って俺の話を聞いていた。
「単刀直入に言う。シェリン・コスミティア、貴女はコンロット社と何か繋がりがあるのか?」
「幾つか質問をさせてもらいたい」
「ええ、構いません、どうぞ」
「ならば」
軽く咳払いをする。
「貴女方の乗っているシャトルを襲撃したのは、AM開発メーカーのコンロット社の私兵部隊だ。最近報道されているので知っているかもしれないが」
「ええ、存じ上げております」
ならば話は早い。
「コンロットのターゲットは、商売仇の帝重工、そして帝重工のAMを制式採用している国連軍のみだ。民間の…しかも貴女のようなアーティストを標的とする理由が俺には解せん」
「……」
シェリンは黙って俺の話を聞いていた。
「単刀直入に言う。シェリン・コスミティア、貴女はコンロット社と何か繋がりがあるのか?」