機動装甲Ⅳ
真紅郎
拡散したのは十数発の小型爆弾。
前回の戦闘時にはこちらの搭乗機体が量産型のソルジャーだったという事もあり、為す術もなく撃墜寸前まで追い込まれた。
が、今回は違う。
このオーディンは、レイカーのシグムンドを倒す為の機体だ。
この程度の攻撃でうろたえるほど柔じゃない。
素早くマルチロックモードに移行し、拡散した十数発の爆弾を捕捉する。
ロックオンには数秒もかからなかった。
俺はそれらに対し、正確無比なビーム射撃を実行する!
グングニルより撃ち出される、十数条の光線。
それらは寸分の狂いもなく爆弾を捉え、確実に破壊していく!
「ほぅ」
シグムンドのコクピットの中で、レイカーが声を上げた。
「大した性能だ。それともお前が腕を上げたのかな?帝真紅郎」
「貴様の世辞になど興味はない」
俺はフットペダルを踏み込んだ。
前回の戦闘時にはこちらの搭乗機体が量産型のソルジャーだったという事もあり、為す術もなく撃墜寸前まで追い込まれた。
が、今回は違う。
このオーディンは、レイカーのシグムンドを倒す為の機体だ。
この程度の攻撃でうろたえるほど柔じゃない。
素早くマルチロックモードに移行し、拡散した十数発の爆弾を捕捉する。
ロックオンには数秒もかからなかった。
俺はそれらに対し、正確無比なビーム射撃を実行する!
グングニルより撃ち出される、十数条の光線。
それらは寸分の狂いもなく爆弾を捉え、確実に破壊していく!
「ほぅ」
シグムンドのコクピットの中で、レイカーが声を上げた。
「大した性能だ。それともお前が腕を上げたのかな?帝真紅郎」
「貴様の世辞になど興味はない」
俺はフットペダルを踏み込んだ。