機動装甲Ⅳ
今優先すべきはレイカーの撃墜ではなく、シェリンの乗るシャトルの防衛。
任務はわかっているつもりだ。
しかし好機をみすみす逃すほど俺は間抜けではない。
武装をグングニルからコテツブレードに持ち替え、接近戦に持ち込む!
「相変わらず血気盛んだな」
実体剣をスラリと抜き放ち、受け太刀するシグムンド。
そしてすぐさまオーディンを突き放して距離をとる。
「どうした、臆病風に吹かれたか『暁の死神』」
言い放つ俺のそばを。
「!」
赤い奔流が掠めた。
茜のMk―Ⅱが発射したハイバスターランチャーだった。
「貴方に一撃くれてやりたいのは、真紅郎だけじゃないのよ、レイカー!」
茜が吼える。
レイカーは彼女が射撃を敢行する事も見越した上で、素早く距離をとったのだ。
任務はわかっているつもりだ。
しかし好機をみすみす逃すほど俺は間抜けではない。
武装をグングニルからコテツブレードに持ち替え、接近戦に持ち込む!
「相変わらず血気盛んだな」
実体剣をスラリと抜き放ち、受け太刀するシグムンド。
そしてすぐさまオーディンを突き放して距離をとる。
「どうした、臆病風に吹かれたか『暁の死神』」
言い放つ俺のそばを。
「!」
赤い奔流が掠めた。
茜のMk―Ⅱが発射したハイバスターランチャーだった。
「貴方に一撃くれてやりたいのは、真紅郎だけじゃないのよ、レイカー!」
茜が吼える。
レイカーは彼女が射撃を敢行する事も見越した上で、素早く距離をとったのだ。