。+☆私とアナタ☆+。
「あれー?もしかして美桜ちゃん?」
え、誰…?
ふと顔をあげるとその勢いで涙が頬を伝ってきた。
(やば!)
すぐに目を押さえる。
(見…られた…?)
首まで赤くなるのが分かった。
はずい…
「あ、花粉症?私も結構キツイんだょねー」
その子はそういうと、
コホンコホンとわざとらしく咳をしてみせた。
「ふ…え…?あ、アノ…その。」
(誰コイツ。)
「え、覚えてない?三年の時一緒だったんだけど…?」
「さんねん…?あ、あ、あぁ!!珠香ちゃん!」
「ぴんぽーん!」