続〃ねこ笛日記
明くる日。
エサを食べ終わると、シロちゃんは、いつも帰って行く山道には戻らずに、
全然違う方向へ歩いて 行くではないか…


私は思わず、苦笑いしてしまった。


『しゃ-ない!
あしたにかけよう…』


思わず私はつぶやいた…


明くる日。
又、私はそっと、シロちゃんの後をつける〃


しかし、シロちゃんは何度も何度も振り返る…
そして、あげくの果てに、 違う、山道へ〃


今日も私の負けだ!
途中から、突然消えた~


さらなる私は、如何なものかと考えた…


『そうや!
シロちゃんが降りてくる 場所を見つけたら
ええのやわ〃』


ということになり、私はベランダに立つ…


そして、待つこと一時間〃 その瞬間がやって来た…


山の高さの半分位のところから、白いものが飛び出した。


シロちゃんだ!
白いからすぐにわかった… 地上からは、歩いて20分位のところだ…


しかし、私は思った。 今日はシロちゃんを黙って帰そう~


私の思いが通じたのか、シロちゃんは、この日一度も振り返ることもなく、 サッサと山へと帰って行った…


私は明くる日、山へ登ることにして、手提げかごに エサや、水、エサを入れる容器を詰め込んでいた…


『ヨッシャ〃
明日は、ぜったいに 見つけるにゃあん〃』


シロちゃんに会いたいという気持に胸がいっぱいになっていた…
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