続〃ねこ笛日記
ナナミのある日。
新しい巣穴で、お昼寝ばかりしていた私…
夜になると、遠くへ遊びに行くようになっていた…
タロウ兄ちゃんに…
会いたくなったの!
どこにいるのか…
わからないのに!
いつか、会えるにゃあん!
そう思って…
山の上の道を、行ったり、
来たりしていた…
「ナナミちゃん!
こんなところで …
何してるん! 」
山の道で、ナカンちゃんに
ばったり出会いました…
「私はね、タロウ兄ちゃん
を探しているの!
ナカンちゃん知らない」
「それやったら、この下の
茶店の広場にいるかも
知れへん! 」
「そんなところにいるの!
どうしてなの? 」
「タロウ兄ちゃんは…
食いしん坊だから〃
待ってるにゃあん!
その茶店のおばさんが
エサをくれるのをね〃」
「へぇ! 茶店のおばさんが
エサをくれるの!
良かったね〃」
「だから、タロウちゃんは
山のエサ場に来ないのよ
でもね!
私達は行ったら駄目よ!
茶店には、怖いメス猫が
いるのよ~!」
新しい巣穴で、お昼寝ばかりしていた私…
夜になると、遠くへ遊びに行くようになっていた…
タロウ兄ちゃんに…
会いたくなったの!
どこにいるのか…
わからないのに!
いつか、会えるにゃあん!
そう思って…
山の上の道を、行ったり、
来たりしていた…
「ナナミちゃん!
こんなところで …
何してるん! 」
山の道で、ナカンちゃんに
ばったり出会いました…
「私はね、タロウ兄ちゃん
を探しているの!
ナカンちゃん知らない」
「それやったら、この下の
茶店の広場にいるかも
知れへん! 」
「そんなところにいるの!
どうしてなの? 」
「タロウ兄ちゃんは…
食いしん坊だから〃
待ってるにゃあん!
その茶店のおばさんが
エサをくれるのをね〃」
「へぇ! 茶店のおばさんが
エサをくれるの!
良かったね〃」
「だから、タロウちゃんは
山のエサ場に来ないのよ
でもね!
私達は行ったら駄目よ!
茶店には、怖いメス猫が
いるのよ~!」