続〃ねこ笛日記
自動車は走りだしていた。私の肩はガチガチに堅く
なっている…


アクセルのペタルの足は 痛くない。それよりも…
肩のほうが、痛い〃


つまり、首が捻られている〃 …思わぬ、おまけ~


あぁあっ!

ありがたくない、おまけ〃

辛抱〃しんぼう!
そのうち、治るわ…


そんな、自分がバカに… 思えてきました。


何で、足が痛くなったのか、わからん~


山がきつかったんやろか? もう、お歳とちゃいますか !


何でもええわ!はよ行こう 。待っているはすだから…

スロ~スロ~、クイック〃 と、歩くように走ります〃

やっと、見えてきました。 ガラ山が姿を現わしました。

そして、やれやれ!
ガラ山に到着です。


私は又物干し竿の杖にすがり、車から降り立った。


そして、エプロンのポケットから、笛を出し鳴らした !


「キュッ、キュッ、キュ」 その笛の音が、ガラ山の貝に、当たって響き渡った…

それから、少したつと…
ガラ山が鳴き出していた!

「カラッ、ミシッ、ピシッ」 猫達が降りて来たのです。

あっちからも、こっちからも、鳴き出していた。


「みんな元気そう?
やれやれです…
はよ、きいよ!
母さんが来たよ!」


ナナミちゃん、ナカンちゃんに、遊びに来た猫達です。

ありがとう!
みんな元気で、いてくれて ♪♪♪



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