【完結】「先輩に片想い…」
「沙希ちゃんらしいね。じゃ顔は覚えてるかもね?」



あたしらしい?
走って逃げるのが?
なんて考えてた。



「たぶん…いや覚えてないと思います」



「祐哉に聞いてみようか?」



聞いてもらうのくらいいいのかな。
でも覚えてないって言われたらちょっとショックだし…。



でも、
「はい。千寿先輩が良ければお願いします」



結局お願いしてしまった。



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