【完結】「先輩に片想い…」
あたしには3コ違いの兄がいて、兄は大学に行くって言うのは親から聞いていた。




父と母は、自営で地元の産業の下請けの仕事を従業員を雇わず二人でやっている。



小さい工場を建てその工場の借金の返済。
おまけに兄には期待をしているからあたしは迷う事なく、地元の高校へと進路を決めた。




心のどこかでは、もっと吹奏楽をしたい気持ちはあったけど…。




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