青碧の魔術師(黄昏の神々)
「ごめんなさい。昔を懐かしんでしまっていたわ。とにかく貴女は街で彼に会う事。彼は昨日、この街に、着いた所よ」
「でも、どうやって探したら……」
「探しているうちに、追手が貴女に掛かるわ。逃げて。逃げて、逃げて、そして最初に会う人が、彼よ」
「その様な方法で、本当に会えますの? 」
「貴女と彼は、そうなの。彼は、知ってのとおり、青銀の髪と青碧の瞳を持っているわ。あの輝きは今でも変わらない。それを目印にしなさい。私は、亡くなる時、あの人に約束したの……。生まれ変わったら、必ず貴方にもう一度、出会うから……そして、もう一度…………」
急に彼女の声が小さくなって行く。
そして、遠ざかっていく。
「待って!! 話がまだ終わっていません!」
「貴女が……目覚めようとしているの……」
「待って!! せめて名前を、名前を教えて下さい!!」
「私は、セレナ……『青碧の魔術師』の、ただ1人の……戦乙女……。あの人の側に居てあげて……何があっても側に……」
かろうじて聞き取れた、彼女の声。
イシスは、そこで目が覚めた。
「セレナ……。戦乙女……もう一人の私……」
「でも、どうやって探したら……」
「探しているうちに、追手が貴女に掛かるわ。逃げて。逃げて、逃げて、そして最初に会う人が、彼よ」
「その様な方法で、本当に会えますの? 」
「貴女と彼は、そうなの。彼は、知ってのとおり、青銀の髪と青碧の瞳を持っているわ。あの輝きは今でも変わらない。それを目印にしなさい。私は、亡くなる時、あの人に約束したの……。生まれ変わったら、必ず貴方にもう一度、出会うから……そして、もう一度…………」
急に彼女の声が小さくなって行く。
そして、遠ざかっていく。
「待って!! 話がまだ終わっていません!」
「貴女が……目覚めようとしているの……」
「待って!! せめて名前を、名前を教えて下さい!!」
「私は、セレナ……『青碧の魔術師』の、ただ1人の……戦乙女……。あの人の側に居てあげて……何があっても側に……」
かろうじて聞き取れた、彼女の声。
イシスは、そこで目が覚めた。
「セレナ……。戦乙女……もう一人の私……」