恋、来い、請い
「こんなにカッコいい僕が女子だと思う?
胸なんかないし、身長高い。
勉強もスポーツもできるこの僕が
女に見える?完璧なる男だよ。」
流石にキツイ・・・
ナルシストもほどほどにして欲しいなぁ・・自分。
ふと一葉のほうを見ると
元々大きな瞳が更に大きくなって
僕のほうを見ていた。
・・・・・と思った瞬間、いきなりツリ目になって
「オマエ・・・ことごとく嫌な奴・・・」
僕にこう放った・・・。
ドカッ
こないだとはまた違う鈍い音が・・
もちろん出所は自分。
「・・・・・・・痛ッ!?」
今度は腹部を蹴られた。
「・・・・・・・・やっぱりオマエ」
「気にくわない・・・・・」
「待っ・・・・痛・・・・」
殴り逃げですか。
僕のなにが
気にくわない?
・・・・・どんどん腹が立ってきたよ・・・。
なんかこう・・・一葉を
ぎゃふんといわせるような
良い案ないかな・・・・・・?