恋、来い、請い
ウチはもう
オマエに十分振り回されてるよ。
約束(?)した通り廊下に行くと
もう朝比奈がいた。
「なんなんだよ、呼び出し?
ウチのこと好きなの?」
残念ながらウチはんな気持ち
さらっさらないんだけどね・・。
「ごめんね〜それはないよ。・・・・・・ただ」
ただ?
そう思った途端、
朝比奈がウチを壁に突きつけて
はたからみたら・・・
恋人がなにかする距離まで
近づいてきた。
「・・・・・・・・・何?」
「僕の邪魔しないでほしいんだけど。」
「は!?」
「中学のときみたいなあんな間違い、犯したくないんだよね・・・」
間違い?
何のことだよ
ウチは中学一緒じゃなかったから
分かんないけどさ
あれ?
そういえば朝比奈と同じ中学の人って
いたっけ?