恋、来い、請い
「ありがとう」
「え?あぁ・・・」
なんとなく
少しずつだけど
一葉が近い存在になってる。
「なぁちー・・・・」
「なに?」
「ウチ、ちーの笑った顔好き」
「ん・・・どーも。」
正直焦った。
冷静にしすぎて冷たい人みたいだったかもしれない。
それだけ動揺した。
仲いい人に
褒められたのは初めてだったから。
零久斗は毎日のように言ってくるけど・・
ほらアイツ・・・・
ぶっちゃけ軽いからさ、性格とか。
だから余計に嬉しかった。
「HRはじめるぞ~」
ある日の朝の出来事。
いろいろな意味で大変な一日の始まり―。