恋、来い、請い
そして次の日の授業:5時限目。
LHR
「はい、これから頑張ってくださいね!」
拍手とちいさな歓声。
学級代表が決まった。
想像通りだとは思うけれど
ちーが代表。
「じゃあ朝比奈、副代表指名して」
担任の声に女子がざわめく。
「え~とじゃあ・・・」
顎に手を当てて考えるちー。
頼むからウチに当てないでほしい・・。
そう願った瞬間ちーと目が合った。
意地悪そうに笑う。
「じゃあ一葉で」
女子共からブーイング。
こっちだって
好きでやってるわけじゃないんだよ!
あいつがドSなんだよ!