迷い人(びと)
人の目が怖いから
下を向いて歩くの


誰も私を見ていなくても
見られているような恐怖感は無くならないの


笑ってるけど
冗談にしてるけど
コンプレックスのかたまりで
拒絶されたくない
嫌われたくない


だから今日も
みんなと同じ が
安心できるの


私は私だから
あの子とは違うし
人それぞれ個性があるし
みんな孤独を抱えているし私は私でいいんだから


でも ねぇ
その私、は何処なの?
何が本当の私、なの?


適当に笑って
相槌打ったりして
話合わせて
無理して繕って


それが私なの?
生きているの?
もう死んでしまったの?


誰か教えてくれるの?


ずっと ずっと
答えを待ち続けて
同じ場所から動けずに
今もここに 存在する


ちっぽけな 私
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