%完璧なケータイ小説%

「新しいのでも、

今時、布なんてねぇ。

でも、

『あの子が使ってたものだから

大事にしてね』

なんて言ってさ。

本人が布派の人で、

それでいいってなら

別にかまわないけど、

私は、紙おむつ派だもん。」


「なんか、

子供の名前まで

勝手に決められそうじゃない?」


「あ、名前はね、

もう私考えたから。

そんなもん、

出生届に書いちゃえば

こっちのもんだもん。」


「ま、そりゃそうだ。」








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