%完璧なケータイ小説%
「いかがですか、醍集院(だいじゅういん)先生!
ケータイ小説大賞も、いよいよ30周年を迎えましたが」
「ふん、ばかばかしい!
ケータイ小説なんていうものを、
小説の分類にいれおって!
あんな低俗な・・
小学生の作文だろう、あれは」
「しかし、今回の作品は、
専門家の間でも、
かなり高く評価されていますよ?
そりゃ、
数ある文学賞を取られた先生とは、
比べるべくもないでしょうが」
「当然だろう!
私を誰だと思ってるんだ!」