%完璧なケータイ小説%
今日の夕飯はラッキーなことに、俺の大好物の魚料理だった。
俺のマリアンヌへの想いを、きっと神様が見ていてくれたに違いない。
「なぁ、頼むよ。
明日は俺の大事な人に、この最高にうまい料理を食べさせてやりたいんだ。
だから、もうちょっと多めに頼む!」
「え~、まだ足りないの?」
「頼むよ!
ついでに、味噌汁にたっぷりとご飯を入れて、
めちゃくちゃうまいご飯にしてほしいんだ!」
「まったく、あんたってば、猫まんまが好物よねぇ。
まぁ、経済的でいいけど」
「これよりうまい飯なんて、そうそうないさ!
栄養のバランスだって、最高だろ?
おれは、明日どうしてもマリアンヌにこの究極の食事を味あわせてあげたいんだ!」
「やれやれ、困ったことだわね。
まぁ、いいわ。今日だけ特性大盛りにしてあげる!」
俺は必死で頼み込み、いつもの倍ほどの量のごはんに、
魚の切り身を混ぜてもらった。