%完璧なケータイ小説%
夏の間中、俺の生徒たちと真摯に向き合い、
俺はなんとか彼らの信頼をものにした。
課題である歌と踊りを完成させ、
見学に来た大人たちを充分満足させて見せた。
「いや~。すばらしい!
君は最高だ。よくあの腕白な園児たちにそろって歌を歌わせたね」
「いや、ちょっと苦労しましたけど、なんとか」
「見事だったよ。来年はいよいよ一年生の指導だね。
でも、君なら心配ない。頑張ってくれ!」
「はい。ありがとうございます!」
俺は、優秀との成績評定をもらい、夏休みの宿題を終えた。