%完璧なケータイ小説%

姉貴が、

お袋を

殺したがってたのは、

昔からだ。

医学部に入ったのも、

なんとかして、

お袋を殺す方法を

見つけたかったからだ。

まぁ、

弟の俺には、

姉貴も油断して、

ついつい本音が

出ちまうもんだ。

気に入らないから

母親を殺そうなんて、

まったく、

恐ろしい女だ。

とっとと始末

してしまうに限る。

今度は、

いつ俺が狙われるか

わかったもんじゃない。




< 61 / 438 >

この作品をシェア

pagetop