制服姫～サブストーリー集～

「高野。」

模試の結果が出て数日後、久々に見掛けた高野に俺から話しかけた。

高野はあの日以来俺を避けていた。だから俺が話しかけると、すごく迷惑そうな顔をした。

「…なんだよ。」

俺は手に持っていた答案を高野に突き付けた。

それはこの間の模試の、数学の答案。