制服姫~サブストーリー集~
困った島崎は、私を指差して、言った。

「言ってない、大井さん、勝手なこと言わないでくれる?」

絶句した。瞬きをすることも忘れるくらいに驚いた。

島崎の一言に、みんなは一斉に私を見た。

私を、初めて見た。

その目は怒りや蔑みや…負の感情でいっぱいだった。

< 50 / 128 >

この作品をシェア

pagetop