天然女×一途男
そのまま聖夜の家に行くと、聖夜のお母さんが慌てて出てきた。
「聖夜~今日帰りは夜じゃなかっ…楓華ちゃん!?」
『こんにちは…』
「‥‥大丈夫?
可愛い顔が台無しよ?」
聖夜ママはそう言って、心配そうに頭を優しく撫でてくれた。
聖夜ママは昔から頭を良く撫でてくれた。
それが凄く安心するんだぁ。
『…ありがとう、聖夜ママ』
聖夜ママはにっこり笑って、スリッパを出してくれた。
聖夜の部屋に入って、聖夜ママが作ってくれたココアを飲んで落ち着いた。