天然女×一途男
『…どういう事~?』
「恋をするのは簡単よ。
素敵だな、かっこいいな、優しいな。
でも、誰かを愛するのは難しい。
それが、この人がいないとあたしはダメだと思えた瞬間じゃないかしら?」
『…う~ん。
あたしね、聖夜にも金屋さんにも相談しちゃう。
二人ともいて欲しい存在なの。』
「そうなの…。
でもそれは自分にしか分からないから、ママはアドバイスあまり出来ないわ。」
『うん…』
ママはあたしのホッペを摘まんでにっこり笑った。
「ママの子だから大丈夫」