天然女×一途男
『せ…………』
「確かにお前と今までずっと一緒だったから、心配だけど…お前は俺がいないと何にも出来ないしな!」
楓華は目に涙をいっぱい溜めて寂しそうな表情で俺を見ている。
「…だから、帰ってきて、金屋さんじゃなくて俺がいないとやっぱりダメだって思ったら、芸能界でも認められるカップルになろう。
別に、金屋さんを選んでたらそれはそれで祝福する。
またお前の相談役になってやるよ。
だから…その日までさよならだ。」
『聖夜………………。
ごめんね?ありがとう。』