天然女×一途男



「…それと、藍沢聖夜君。
君…………もしかして雑誌に載った事ある?」


「…え?」


「実は、明日出る雑誌が今日届いたんだ。
その雑誌の会社は君達の事務所と同じ建物内にあるんだよ。
その雑誌に君に似てる人が写っていてね…」


「え?佐藤さんそれ本当ですか?」


宮内さんが驚いた顔で佐藤さんに聞いた


「うん、これなんだけどね」


そう言って出された雑誌に俺と、楓華がジャレ合って笑っている写真が写っていた…


「‥‥‥俺です…」


戸惑いながら答えると、宮内さんは困ったように言った


「…ダメだよ~デビューする前に勝手に顔出ししたら。」


< 17 / 212 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop