天然女×一途男



「金屋さん!」


聖夜が慌てて走ってきた



「いないと思ったら何二人で喋ってんすか!」


「ちょっとね」


金屋さんはそう笑って、聖夜と元の席に戻った


「楓華」


振り返ると、聖夜が立っていた


『あれ?
さっき戻ってったのに‥どうしたの~?』


聖夜は少し照れた顔で


「金屋さんと何話してたんだよ」


と言った。


『え~?タイプの話し~』


「……え!?」


驚いた顔で聞き返された。


『えぇ?』


だから、同じように返してみた


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