天然女×一途男
『あっ梨花さん…!
お疲れさまです~』
「お疲れ」
七瀬梨花は軽く笑って、歩いて行ってしまった
「…お前、あの人の知り合いか?」
『えっ?
有名な女優さんだよ~?
今日雑誌の特集で来てたんだけど、綺麗だよねぇ。
あたし達と同い年だよ~』
「は?絶対年上だと思ってた」
『やっぱり芸能人って綺麗な人多いねぇ』
…お前もな。
「つぅか、俺今度バラエティ出る」
『本当~?
聖夜凄いねっ!
すっかり有名人じゃん~』
ニコニコ笑って喜んでくれる楓華が可愛い。