天然女×一途男



フォローしてくれたのか?


そのまま話しは違う人に行って、芸人さんは後で、調子に乗って困らせてごめんなって謝ってきた。


なんか…ダメダメだな、俺


凹みながら、七瀬さんの楽屋に行くと、ちょうど七瀬さんも帰ってきた所だった。


「あ‥七瀬さん、さっきフォローしてくれたんすよね?
助かりました。
ありがとうございます…」


七瀬さんは、気にしないで、と笑って楽屋に入れてくれた。


「ねぇ、同じ年なんだから敬語やめてくれないかな?」


「でも、一応先輩だし…」


「ダーメ!敬語禁止!
分かった?」


俺の口に指を人差し指を当てて綺麗に笑った


「…うん」


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