天然女×一途男



「……困ってる?」


『えっ!あの…えっと~えっと……』


「いいよいいよ。
いきなり過ぎだよね。
じゃあ考えてみてくれない?」


『え…あ、はい!』


パシャッ!


!?


音がした方を見ると、誰かが走って行くのが見えた。


『…今のって……』


「しまったな、撮られたぞ」


金屋さんが険しい顔で逃げて行った人を見ていた。


撮られたって……


『週刊誌に載るって事ですか…?』


「あぁ…………」


『えっ!ごめんなさい!!』


「………え?!」


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