天然女×一途男
金屋side
俺は、16の時からモデル、俳優をしていた。
周りは綺麗な女が沢山いたが、どいつもこいつも頭が悪い奴ばっかりだった。
「金屋さあ~ん!
今日、終わったら食事行きませえん?」
甘ったるい声でベタベタ触ってきたこの女、この前仕方なく食事に行ったら、“眠くなってきちゃったぁ”とか言って俺の家に来たがったよな。
「あぁ~悪い。
俺今日は帰るわ。」
冷たく交わす。
芸能人なんてナルシストの塊、なんて冷めた考えでいた。
ある日、新しく入った朝ドラマの撮影で、初々しい新人に会った。