天然女×一途男



なんだか笑いが込み上げてきた。


「君…面白いね」


そう言うと、顔を赤くして焦っていた。


聖夜が惚れたのが分かる気がするな…


それが久しぶりに心から女が可愛いと思った瞬間だった。


それから、聖夜と楓華ちゃんが一緒にいる事が多かったから、よく会うようになった。


そんな時、二人を居酒屋に誘った。
調子に乗っていたら、あの温和な楓華ちゃんが怒って出て行ってしまった。


「ちょっ‥‥楓華!?」


追いかけようとする聖夜を止めて、俺は追いかけた。


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