天然女×一途男



「それにしても、楓華ちゃんすっぴん?」


さっきから近かった顔をさらに近づけて、ジッと見られ、恥ずかしかった。


『えっ?ちょっとやだぁ!
見ないでください~』


慌てて手で顔を隠すと、金屋さんは笑いながらあたしの手を退かした。


「…スッゴい可愛い。
すっぴんでこんな可愛い子いないと思う。」


優しく笑ってオデコにキスしてきた。


!!!?


びっくりしてオデコを押さえると、また金屋さんは笑った。


「あはは!顔…真っ赤!!」


『ちょっと金屋さんさっきから、なんかふざけすぎですよ~!』


< 98 / 212 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop