超短編集募る想い
「こんにちは」

ここに来ると、この笑顔に癒やされる

彼女の妹なのに


気の強い、芯の通った彼女
優柔不断で、なんでもいい。任せる。ってゆう女より、自分の意見を言えるほうが大人の女性だ。って思い込んで付き合い出したら…

自己主張が激しい、ワガママ女だった
俺を好きだからこそだと思うが…

正直、うんざりだ


彼女の妹は、俺を柔らかく包み込んでくれるような優しさがある


家まで迎えに来いって、しつこく言うから来て見れば…まだ家にも帰ってない

そっとホットココアを入れてくれた

「体、温まるし…リラックスできますよ?あ、私は。なんですけど」

ペロッと小さく舌を出して笑う仕草に心を持ってかれたよ


お前は、俺の気持ちや状態に無関心だもんな
自慢できる彼氏
自慢できるデート
自慢できるプレゼント

俺、疲れたよ…

お前の妹が癒やしの存在だ


振られるのは覚悟してる。
だけど、デートに誘いたいんだ。
お前は嫌がってたけど、俺の部屋でのんびりとココアでも飲みながら…映画を観たいんだ

だから…お前とは終わり


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