拾われた猫




「俺の名前は竜大だ。」



「お前を拾った。」




あたしはなんとなく、
もう叩かれなくてすむと思った…


先生はビックリしているが嬉しそうだった。

邪魔者がいなくなるだからだろう‥


ちょっと涙がでそうだった。あぁ本当に必要とされてなかったんだ‥



竜は
あたしを抱き抱えたまま「俺達ね家帰ろうか。」

(こくッ)

竜は初めて笑った‥



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