拾われた猫


そのまま玄関にいこうとした竜にあたしは両手を広げてストップのあいずをした。

(両親の形見の2つの指輪を部屋にとりにいきたいの‥あれがないと嫌だ)



「どうしたんだ?嫌なのか?」


(ブンブン!)
首を横にいっぱいふった

こういう時
口が聞けたら‥

涙が出てきた‥



ヒックウゥ~

竜「はぁ~」



(飽きられた‥いならいと思われた)
涙は滝のように流れてくる‥でも大きな声では泣けなくて

ウゥ~ウゥウゥ~


やっぱり
だめ人間はなんでもだめ何だと思った


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