好きだから、別れよう。



リカコは「ふぅ〜ん」といやらしい目で私を見つめて、



「…なに、えっちしちゃったの?」



と、サラッと言ってポテトを一本、口に含んだ。





………!!?



「…ゲホッ!!…ち…違うよ!そんな、えっ……ちなんて…してないもん……」



リカコの重大発言に思わずアイスティーを吹き出しそうになった。



私たちの話を聞いてる人がいないか、辺りを見回す。








え……えっちなんて……



リカコ、よくサラッと口にできるなぁ…。









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