好きだから、別れよう。



テーブル席の、奥にマサキさん、そのとなりに私。



私の向かいにリカコ、そのとなりにシンヤさん。






なんか…落ち着かない。



何を話したらいいのか、全然思いつかない。



「とりあえず、食べ物と飲み物頼みましょっか!ドリンクバーつけます?」



こういう場は慣れているのか、リカコが段取りよく仕切る。



リカコ、さすが。



我が親友ながら、尊敬するよ。










全員メニューを決め終えて、店員のお姉さんに注文して、すぐだった。



シンヤさんが、口を開いた。



「俺、マサキさんのこと、どっかで見たことあるんすよね」








.:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:.
< 181 / 222 >

この作品をシェア

pagetop