好きだから、別れよう。
しばらくして、注文した料理が運ばれて、私たちは楽しくご飯を食べた。
目の前でリカコとシンヤさんが、お互いに頼んだ料理を分け合いっこしてたりして、
私はなんだか羨ましく、そしてちょっと恥ずかしくなってしまった。
ご飯を食べ終え、ドリンクバーでいろいろなジュースにチャレンジしながら、みんなで話した。
リカコとシンヤさんの馴れ初め、
そして、私とマサキさんの馴れ初めも。
『電車の中の運命の出逢いだったんだよ』ってリカコが言うと、
シンヤさんは『そんな出逢いもあるんだな』って、驚いているようだった。
.:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:.