好きだから、別れよう。
…ホント、運命だったんだ。
こうして、今マサキさんの隣にいられるのは、本当に奇跡。
年の差なんて関係ない。
私は、本当にマサキさんが大好きだから……。
ドリンクバーだけで1時間ほど粘り、私たちはお店を出ることにした。
今日は顔合わせだけのつもりだったから、このあとの予定は組んでいない。
私はマサキさんとデートの予定。
リカコも、シンヤさんとデートするんだろうな。
マサキさんとシンヤさんがお会計をしてる間、リカコは私を肘で突っついて、
「アヤ〜、マサキさん超かっこいいじゃん!しかも優しいし!!」
と、ニヤニヤしながら私の耳元で囁いた。
「リカコだって、シンヤさんとラブラブだったじゃん!」
「まぁね〜、アヤたちには負けないよ〜!…これから、シンヤの家に行くしね♪」
リカコはウインクして、艶っぽい目で私を見た。
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