好きだから、別れよう。






…ホント、運命だったんだ。



こうして、今マサキさんの隣にいられるのは、本当に奇跡。



年の差なんて関係ない。



私は、本当にマサキさんが大好きだから……。










ドリンクバーだけで1時間ほど粘り、私たちはお店を出ることにした。



今日は顔合わせだけのつもりだったから、このあとの予定は組んでいない。



私はマサキさんとデートの予定。



リカコも、シンヤさんとデートするんだろうな。









マサキさんとシンヤさんがお会計をしてる間、リカコは私を肘で突っついて、



「アヤ〜、マサキさん超かっこいいじゃん!しかも優しいし!!」



と、ニヤニヤしながら私の耳元で囁いた。



「リカコだって、シンヤさんとラブラブだったじゃん!」



「まぁね〜、アヤたちには負けないよ〜!…これから、シンヤの家に行くしね♪」



リカコはウインクして、艶っぽい目で私を見た。






.:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:.
< 184 / 222 >

この作品をシェア

pagetop