好きだから、別れよう。


「じゃあ、今日の放課後、新たな作戦会議しよ!ファミレスで語り明かそうよ!」


「リカコが考えてくれたハンカチ作戦は失敗しちゃったからなぁ〜」


ウキウキしてるリカコをちょっといじめてみる。


「あはは、ごめんって!次こそいい作戦考えるからさ!」



笑いながら登校していると、遠くで予鈴が鳴った。


「ヤバイ!遅刻する〜!」


私とリカコは眩しい太陽の光を浴びながら、校舎に向かって走って行った。







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