気付けば君が1番だった。

その年の夏。

苦痛なイジメに耐え切れなくなり

「不登校」になった。


学校も行かなくなり、気付けば、親は私の姿を見て


「がっかりだよ」とか「どうしてこんな娘になったのか」

など…



顔を見るたびに ため息をついていた。


そのたびに私は


「うっせぇんだよ」と暴言を吐いていた。


悲しくて寂しくて…


辛くて、自殺しようと思ったことも何回もある。



手首には無数の傷跡



自分で自分の腕を切り快感を覚えた頃



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