−桜色の運命−【短】
何処までも……

何処までも……

続く桜色の道を
疑う事も無く進んで……

いつしか二人を照らす明かりも
ライトから月明かりに変わって……

音の無い静かな世界……

淋しさも……

不安も……

何も無く……

手を伸ばせば届きそうな満月と零れ落ちそうな無数の星たちに見守られる


誰にも邪魔されない二人だけの世界……
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