Secret love.
ったく、祐真ってばこんなメール後でも出来るじゃん。
ニヤケが止まらない。
嬉しいし、大事にされてるのが分かる。


『いいよ。そのいいとこに連れてってほしい』……っと。

送信〜〜!

今日はまだ水曜かぁ〜…。
早く土曜になってほしいなぁ……。

あっ!!そういえば土曜、誘われてたんだ!
どうしよう〜断らなきゃだよね!
次の休み時間に萌花達の方断りに行こ。


<ブブブブッ>

あ、返事返ってきた〜!
意外と早いもんなんだね〜…。

『よかった〜!じゃあ、土曜俺が繭ン家に迎えに行くよ』


『うん!待ってるね。てゆーか、あんたの誕生日っていつなの?』



聞くっていいながらずっと聞きそびれてたんだよねー。
いい機会だからここで聞いとこう。
でもさー…一つ心配なことがあるんだよね。
それは離れ過ぎてる『歳』だ。
私は16歳で祐真は21歳でしょ…16歳の私がホントに21歳の祐真の恋愛対象なのかっていうことがすっごい心配なんだ。

もし、私に気を使って付き合ってくれてるんだとしたら……って考えると打ちのめされてしまう。

<ブブブブッ>
< 25 / 95 >

この作品をシェア

pagetop