Secret love.
はぁ〜…と胸を撫で下ろすと目の前には私をガン見する充さんがいた。

「な、なんでしょうか?そんなにガン見して」

「得に理由はないけど見とれてて」

「はぁ…?」

「ね、なんで祐真が好きなの?」

「はっ!!!?///」

「あ〜!赤くなった!」

「なってませんて!からかわないてくださいよ!」

「かっわいー」

何言っても聞いてくれなさそう…。

「後さ、言っとくけど祐真かなり独占欲強い+ドSだから気をつけてね」

「そんな嘘私には通じませーん」

「じゃあ証拠見せてあげる」

と言った瞬間首筋に痛みがはしった。

「痛っ!!」

「それで祐真の前に行ってみな!凄いことになるから」

「で、なんでキスマークなんか付けるんですか?」

「あれ?案外普通だねー。やっぱ繭ちゃん面白いわ」

「面白がらないでくださいよ」

「どうするの?祐真ソレ見たら何するか分かんないよ?」

「大丈夫ですー。祐真はそんなことする人じゃないですよ」



<キーンコーンカーンコーン>

「チャイム鳴ったから俺は帰るな!後は自分で確かめてみて」

クスッと笑うと充さんは満足げに保健室を後にした。
にしても充さんが言ってたことは本当なのかなぁ?なんか信じがたいんだけど。
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