Secret love.
<ギュウッ>

「いいから話してみて」

「……まだ駄目」

「なんで駄目なの?」

優しく私に問い掛けて頭を撫でて宥める。
なんか…かなり安心する。

「…今話すと…泣かない自信…ないから」

「じゃあ家で話し聞くよ。いいね?」

「う…うん」










<バンッ>


「!!?」











「繭ちゃん!!俺ずっと保健室で待ってたのに!ひどいっ」

「あ―――っ!!!」


思いっきり忘れてた。


「ね、繭どゆうこと?」

うへっ;
まだドS祐真だ…!やっべぇな、こりゃ;

「えっとそれは〜…;」

「俺には言えないことなの?」

「ちっがーう、祐真。俺が言ったんだよー。『保健室で待ってる』ってさ」

「ロリコンジジィが」





「厳密に言えば祐真もロリコンジジィじゃん?」

あ、口が滑った。
まぁ事実だし?とやかくは言えないだろう。


「繭も言うようになったじゃん?いい度胸だね」

「事実だから仕方ないじゃん?」
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