Secret love.
「私、風呂入ってくる」

「えーじゃあ俺も入るー」

「冗談はその顔と性格だけにしとけ、バカ」

「なに怒ってんのー?俺が悪いの?」

「不意打ちは駄目、キスも駄目!欲情するのも駄目!」

「駄目駄目尽くしじゃん、俺そんなに我慢強くないし」

「………だよ」



「え?」

「私の心臓が持たないんだよっ///」


「あぁ!そゆうことか!」

「分かってくれた?」


「うん、分かったけど我慢出来なくなったら駄目だからね」


「またそんなこと言うー」





ふぅ相変わらずな奴だ。しかも明日は土曜か。
確か明日は出かけるんだよね。
誕プレ用意してないけどいいのかな?

そう思いながら風呂に向かった。






<ザッブーン>

「ぷはぁー生き返るぅー」

やっぱ風呂はサイコー!!

「祐介…今何してんだろ」

深い意味はないけど、やっぱり気になる。
返事が出来ないから。
というか、祐介がさせてくれない。

どうしてあんなに私に執着するんだろ…?
私のどこが好きなんだろ…?


訳分かんね。


私なんかより萌花の方が何億倍いいに決まってる。
祐介もアホな奴だなぁ。




「あ」



そうか、私が曖昧な態度とるからか!
じゃあ素っ気なくすれば祐介は私のこと忘れて萌花だけを愛せるよね!

うん、私頭冴えてるな!

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