Secret love.
感じたこともない痛みに疲れた私は気を失うようにして眠った。














「うーん……」

「起きたの?昨日はごめんね、やり過ぎた」

「ん…」

「疲れてない?大丈夫?」

「大丈夫…」

「出かけるのよそうか?」

「いや…行く」


この会話やめろ///
なんかもうヤりました、みたいに聞こえるじゃん///

「繭、どこ行きたい?」

「駄目じゃん、今日は祐真の誕生日だから祐真が決めて」

「ん…分かった。待って考えるから」



あぁ〜…昨日は散々だったなぁ…///
お父さんはあと少ししたら帰ってくるから早く出ていかないとヤバイな。




と思った矢先のこと。














「繭〜〜愛しのお父さんが帰ったぞ〜〜!!」


<ガラッ>













「うわぁ――――――!!!!!!?」

予想外の展開に思わず出た言葉がコレ。

「まままままっ!繭!!だっ誰だ!?この人はっ!!?」


「あのっ!えぇと…っ」

「繭さんの彼氏の柳川 祐真です。勝手に上がり込んでしまってすいませんでした」

と深々と礼をする祐真がいたたまれなくなったお父さんは慌てて


「い…いえっ!!頭上げてください!!」

「お父様、僕は教師なので間違いは起こりませんので安心してください」

「きょきょきょっ教師!!!?」


「お父さん!落ち着いて!!」

「あ、あぁそうだなっ」





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