Secret love.
私の答えを無視して腰に手を回した。

「だっ大丈夫だって!///放してよ///」

前を見ると、顔を赤くした萌花に無反応な祐介。


次に訪れたのがミラー迷路。
言葉通り鏡で出来た迷路だ。

「じゃあ先に俺達が行くよ」

「分かりました〜」


そういうとチケットを渡し中へ入って行った。




永遠に続く鏡貼りの壁。


「祐真〜なんか変な感じだよね、ココ」

「だなぁ〜鏡ばっかりだ」











その頃の二人はと言うと


「本条くん、はい!チケット」

「お、サンキュな。佐倉」

「ううん、平気だよ」





なんなんだ。あいつは…。俺に見せ付けるように笹川にキスしやがって。すごい妬けた…彼氏じゃないんだけど。


しかも、キスされてた時の笹川…今まで見た中で一番可愛いかった。

俺がキスしても泣かれるだけで…なんで俺じゃ駄目なんだ…?
苛々する。

なんか…笹川をめちゃくちゃにしてしまいたい。駄目だって分かってるけどあいつから奪ってやりたい。
俺は中学の頃から笹川が好きだった。
< 64 / 95 >

この作品をシェア

pagetop